旅行で英語について感じた事
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英語ペラペラ族
ハワイ旅行のページ

夏休みに2週間子連れでハワイに行ってきました。マウイ島5泊、オアフ島6泊の日程です。旅行の詳細はハワイ旅行日記のページで紹介していますのでそちらで読んでください。
このページではその旅行中に英語についていろいろ考えた事や現地で出会った人に言われた事を少し辛口に書いてみたいと思います。


英語うんぬんと言う前に考えるべき日本人の態度


まず、以前はそれほど強く感じなかったのですが、今回なぜだか特に感じたのは日本人のマナーの悪さです。英語をしゃべる事を考える前にまず第一に考え直さなければならない事だと感じました。別にマナーを無視して振舞おうと思っているわけではないのです。むしろ、マナーよく振る舞おうと思っているのはわかるのです。でも、”ありがとう”と”ごめんなさい”、それから”大丈夫ですか”を自然に言う習慣がついていないのです。それから助け合いの精神も。

日本人同士隣り合わせたり、エレベーターにのったり、トイレですれちがったりしても、無視状態。声をかけるのを遠慮している人もいるとは思うのですが、空いている席を聞いたり、こんにちはのあいさつぐらいはしてもよいのではないでしょうか?その反面、外人に"Excuse me."といわれるとすごーく遠慮深くふるまったり、笑顔をなげかけたり。
何か自分と同じ日本人に対する態度と外人に対する態度が全くちがうように感じました。英語が片言、もしくはちゃんと話せる人、旅慣れた人にかぎらずです。

そもそも英語も日本語もどんな言語も人とコミュニケーションをとるためにあるのだから、もっとすべての人に同じように振る舞えるようにしなければ・・・・。これから子供たちを教えていく上で考えていかなければならないことだと強く感じました。

また、日本人の子供は機内で子供用おもちゃをスチュワーデスさんからもらっても”ありがとう”と自分から言う子はほとんどいません。英語が言えないからではないのです。相手がたとえ、日本人のステュワーデスさんであっても状況は同じです。私の教室に習いに来ている子達でも、わたしがごほうびの賞品をあげたとき、”ありがとう”と自分から言ってくれる子はほとんどいません。いつも、”Say thank you."と言ってあげなければなりません。親の教育が悪い?いいえ、私たち日本人にその習慣がついていないからだと思います。つまり、一般のご家庭でみんなが”ありがとう”の言葉をかけあう習慣がないからだと思います。
旅先で出会う外人の”Excuse me."や子供に対する"Hi."のあいさつをそこここであたりまえのように聞くたび、なんだかさびしい気持ちになるのは私だけではないはず。これからはあいさつを徹底しましょう。


最悪のエピソード


わたしが今回の旅行のしょっぱなに遭遇した最悪のエピソードを紹介します。これが前にのべた日本人の態度を考えるきっかけになったのかもしれません。
今回わたしは5才と10才のこどもをふたりつれて主人より1週間先に旅立ちました。ホノルル空港についてターミナルへ向かうバスに乗る頃には5才の娘は寝不足でふにゃふにゃの状態でした。でもまさか飛行機酔いをしていたとは・・・。本人も眠い、眠いと言い、気分が悪いとは自分でもわからなかったようです。(小さい子って自分の体の状況を把握できないのです。)バスは満員でちょうどステップのところあたりに3人で立っていましたが、突然なんの前ぶれもなく娘が吐いたのです。ほんとに突然でした。吐しゃ物はステップの上に飛び散りました。幸いステップのところには人はおらず、誰にもかからなかったのですが、その瞬間、2,3人の声が・・。
いやーね、こんなところでひどいわーー。””いやっ、ちょっとかからなかった?””もう、まったくこんなところで何考えてんの?”いやっ、いやっ、ひどすぎるわ!”
この、ののしりさえなかったら助けてくれなくてもまだ救われていたのですが・・・。バスの中はすべて日本人。わたしは息子にティッシュをだしてもらい、ステップをふくと同時に、まだ吐きそうな娘の口にビニール袋をあてながら、涙がでそうになりました。気づかなかったわたしが悪いのだけどでも、誰かティッシュを少しだけでもいいからわけてください!誰か”大丈夫?”とひとことやさしい声を娘にかけてください!!私たちをののしっている人達以外はみんな後ろをむいてしまい、まさに孤立無援。娘は座る事もできず、真っ青な顔をして立ち尽くし、わたしはぜんぜん足りないポケットティシュで床をふくのがせいいっぱい、娘の服や靴をふくにも足りません。
ひととおり吹き終わった後でののしっていた人たちに、”どうももうしわけありませんでした。よごれませんでしたか?すみませんでした。”と何度もあやまると、”いえいえ、いいんですよー。

その後、バスの運転手に事情を話し、あやまってからトイレに行って娘の服や口を洗ってやりながら(それまで、床を掃除するのがせいいっぱいで娘には何もできず)改めて、もしこれが日本人ばっかりじゃなかったら?と考えてしまいました。外人がたくさんバスに乗ってたとしたら?何か助けが得られたかも・・。本当はそうじゃないかもしれませんが、そんな事が頭をよぎりました。これほど世間(日本人)の冷たさが身にしみた事はかつてありませんでした。

みなさんも旅先で困っている同胞(日本人)を見かけたらぜひ助けてあげてください。どんなに心強いことでしょう!


ごまかさない英語


さて、本題の英語に関してですが、外人は日本人とみると”英語がしゃべれない”、というより、”英語で言っても通じない”とはなから思っているみたいでよね。はっきりいって、”英語で言っても無駄”とあきらめられてるっていう感じです。
ハワイにくる日本人がものすごく多く日本語があたりまえになっているせいもありますが、これはひとつにはむこうがまくしたてる英語をぜんぜん理解していないにもかかわらず、ごまかして適当に首をふる、もしくはイエー、イエー、とかヤー、ヤーを連発する、(なぜかイエスとはいわない)その結果、ちゃんと答えないといけない質問にもイエーと言ってる結果となり(例えば、WHのついた質問等にも・・・)、相手はそれ以上話す気を失ってしまうというパターンからきているようです。

これは英語初心者のことだと思わないでください、むしろ、しゃべれる人のことです。ぜんぜんしゃべれず、聞き取れない人は返事もしないので、それはそれで相手は”ああ、全く通じないのだな”と思うみたいです。ですが、英語をしゃべりたいと思う余り、変なプライドが捨てきれず聞こえる、しゃべれる振りをしてしまうことってないですか?
わかってないのにいいかげんな返事をすると、かえって相手に不信感を抱かれてしまいます。わからなかったら、わからないと言えばいいのに・・なんて思われてきらわれてしまったり。
日本語が少しはしゃべれる外人がこちらが言った事を適当にはい、はい、と答えてて、こちらが質問した事に対しても、はいはい、としか言わなかったとしたら、なんだかしらけてしまっていいかげんな人だなあと感じ始めると思います。

全く英語の勉強をしていない方にはあてはまらないと思うのですが、これを読んでいる方は少なくとも英語に興味をもっていると思われるのであえて書きました。聞き返す事は恥ずかしい事でも悪いことでもありません。

これは英会話学校でもありがちなパターンではないでしょうか。先生が言ってる事がなんだかわけがわからなかった、とか、いまいち理解できなかった時、それって”〜という意味ですか?”と聞き直しをめったにしない。先生は何度も”わかった?”って確認してるのに、返事をしない。話の筋が通ってない時にも聞き返さない。(先生だって時々まちがえる!)もちろん聞き取れないから、とかどう言ったらよいかわからないと言った場合もありますが、結構自分は大丈夫と思っている中級以上のかたでも上記のようなことは多々あるとおもいます。(そもそも小学校からの日本の教育に問題があるような気もしますが・・。)

つたない文章しかいえなくても、うまく聞き取れなくても、聞き返し、相手に確認することができればいくらでもやりとりできるようになってくると思います。そのために、聞き返すこつを覚える事も大事です。たとえば、文章中で2語しか聞き取れなくても、意味を推測して簡単な文をその2語をふくめて自分で作り、相手にそれってこういう意味?と聞き返すのです。
もし、ぜんぜん違ってたらNOとかえってくるはずなので自分の見当はぜんぜん外れていた事が少なくともわかります。すると、相手はこんどは違った言い方で、(今度こそわかってもらおうと簡単な言い方で)説明してくれる事になります。
また、単語がとちゅうまでしかわからないものでも、・・・something(・・・とかなんとか)と言うと相手が推測してあとの文章まで補ってくれるので助かったりします。

とにかくへんなプライドなんか捨てて、”わたしは聞き取れない英語でもがんばってわかろう、しゃべろうとしてますよ”と相手に伝わるようにする事。ごまかさない事。いったんそれが相手に伝わるとあとは相手の性格にもよりますが、たいていはとっても親身に話をしてくれると思うのですが・・。それでもいやな顔をするやつなんて、ほっておきましょう。


あいさつから始まる英語


海外に行って英語をしゃべる機会を考えてみたら、まず交通機関、宿泊、ショッピング、いろんな質問ですね。(住んでる人は別ですよ)これはマニュアル本があふれるぐらいでてるし、会話学校とかでも練習したりします。でも、隣り合わせた人、現地の人と話す英語はマニュアルどおりにはいかない実践英語。何が話題になるかわかりません。しかし、結局のところあいさつから始まると思うのです。こんにちはも言わずに見知らぬ人といきなり話し始める事なんてできませんよね。すべてのきっかけは、笑顔のあいさつからです。時事英語を頑張ってやってる人も、英検を目指してる人も海外に行ったらまずあいさつから。お天気のことや、相手のほめことばなど・・。こんなのもう簡単にしゃべれるからとばかにしてはいけません。笑顔でどうどうと言えるようにしましょう。時事英語で会話をはじめることなどできないのですから。

つねづね思っている事なのですが、英語を習い始めてしばらくたつとみんなの関心はもっぱら時事英語(英検やTOEICに必要だし、会話学校もその話題ばかりなので)にうつってしまいます。もちろんそれも確かに必要だけど、ほんとは簡単にできると思っている日常会話こそがとっても大事だと思います。日常会話はもう十分だなんて思わずにもっとすらすら自然にしゃべれるように時事英語とも平行して、常にみがいていくべきだと思います。(超上級の方には必要ないかも・・。でも、言いたい事がほんとにすらすら言える人でも発音が日本式の人は次は発音をみがくとかやるべき事はあると思う・・)


発音のこと


発音に関してはいろんな意見があり、ちゃんとした英語がしゃべれるんだったら発音なんて気にしないでどうどうとしゃべればいいとか、いや、やはり発音がよくないととかあちこちで論議されていると思います。

私自身としては発音もやはり大事だと思うのです。今回の旅行中もいろんなところでいろんな人から発音のことを言われました。一様にいえる事は発音がよければ”Hi”のあと、ひとことしゃべりだすと同時に態度がガラッと変わるのがわかると言う事です。発音をちゃんと考えてきれいにしゃべると、なんていうか感心した態度というか、対等にしゃべれると認めてくれてるというか・・・。そしてしばらくしゃべった後に発音の事についてふれ、英語をほめてくれたり、(内容は全然たいした事ではないのに・・)どこで英語教育を受けたか・・について聞いてきたり、どこに行っても通用すると言ってくれたりするのです。同じ事をしゃべったとしても発音が悪かったらどうなんだろうと思わずにはいられません。多分相手の態度に変化があるのではないでしょうか・・。実際、以前マクドナルドで日本式発音をした時、思いっきり黒人の店員さんに笑われ、その発音をまねされたことがあります。

ちなみにハワイでもマウイのいなかのほうでは日本語も日本語式発音も通じません。マクドナルドでの"FOR HERE?"でさえ、自分で正しく、早く発音できなければ、早口でまくしたてられてる中では聞き取る事さえ困難だと思います。逆に言うと、そのとおり自分が発音してしゃべっていることばは、どんなに早く言われてもちゃんと聞き取れるので、やっぱり発音は大事です!